形状記憶合金 | 間違いだらけのテニス指導 <初級(初心者)・中級から上級テニスを目指すために>

形状記憶合金

友人が言ってた言葉です。
言い得て妙でしたので紹介します。

自分達も含めての話です。
進歩しない人のことを指して「形状記憶合金」と言う訳です。

人にいろいろ注意されてある時期は進歩したようになるのですが、それがそのまま続かず元に戻るという話です。

良いことに関して元に戻らないよう繰り返して練習することは大切です。その練習のところを理解しておかないと元に戻るということです。

まあテニスに限ったことではありません。三つ子の魂百までとはよく言ったものですね。
人は柔軟なようで柔軟でないのですね。何かしらの努力や工夫、知恵が変革には必要なんだと思います。

「私たちのテニスは欠陥付きの形状記憶合金」であると認識することは誰にも必要な気がします。
テニスに新鮮に触れる人は記憶が浅いわけですから良い記憶を蓄積できる喜びがあります。テニス歴の長い人で上手くなりたい人は自分の未熟さ(欠陥)をきちっと認識できるかどうかと、その修正には努力が必要なことを知るべきだということです。

「俺は上手だ」「私は上手よ」という方。あなたはどこでどのように満足しているのでしょうか。自ら進歩を止めるか、それとも先に進むのか、それはもちろん自由であり、それぞれの楽しみだと思います。